NW版 Ver 1.11 更新履歴

Ver1.11の変更点は以下の通りです。

機能追加/改善

全体

  • Windows Server 2008 に対応しました。
    Microsoft Windows Server 2008 Standard Edition SP1
    Microsoft Windows Server 2008 Standard Edition SP2
  • SQL Server 2008 に対応しました。
    Microsoft SQL Server 2008 Standard Edition
    Microsoft SQL Server 2008 Standard Edition SP1
  • LmapⅣ NWクライアントの動作環境においてInternet Exploreのバージョンを変更しました。
    (変更前)Microsoft Internet Explorer 5.01 以降
    (変更後)Microsoft Internet Explorer 6.01 以降
  • 動作環境から下記を除外しました。
    Microsoft Windows 2000 Server SP4
    Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition SP1
    Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard Edition SP1
    Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition SP4
    Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition SP1/SP2
    Microsoft Windows XP Professional SP2
    Microsoft .NET Framework 2.0 SP1
  • LmapⅣのインストール時に必要に応じてMicrosoft .NET Framework 3.5 SP1をインストールするようになりました。

その他

  • SQL Server 2005 を利用する場合、SQL Serverに関するセキュリティ(アドホックリモートクエリ)の設定を行う必要がありましたが、SQL Server 2008 への対応に伴い、 セキュリティ(アドホックリモートクエリ)の設定に関わらずにLmapⅣ NWを利用出来るように処理を変更しました。
  • LmapⅣ NWサーバにインストールされるツールについて、各ツールを実行する際のWindows権限の見直しを行ないました。
    ※詳細は、「初期設定マニュアル - サーバ編 -」-「1-10.管理者権限が必要なツールについて」を参照してください。

不具合修正

図形

  • テキスト図形(台帳項目のラベル表示含む)を表示した状態で地図スクロールを行う、 あるいは、地図のテンプレート切替を行うと、テキスト図形の見映えが変わってしまう問題に対応しました。

ユーザデータ移行ツール

  • Windowsの制限ユーザでツールを実行した場合、エラーが発生することがある問題に対応しました。
  • LmapⅡ NW → LmapⅣ NWにデータ移行を行うと、 回転角度が設定されているビットマップ図形の回転角度が誤った角度に設定されてしまう問題に対応しました。
  • LmapⅡ NW → LmapⅣ NWにデータ移行を行うと、透過設定されているビットマップ図形が非透過に設定されてしまう問題に対応しました。
  • LmapⅡ NW → LmapⅣ NWにデータ移行を行うと、透過設定されている図形の見映えがLmapⅡと異なった見映えになってしまう問題を改善しました。
    ※LmapⅡとLmapⅣでは透過表示の為の手法が異なるため完全には一致しません。
  • LmapⅡ NW → LmapⅣ NWにデータ移行を行うと、ユーザ管理のユーザ権限(台帳ごとに設定可能なユーザの操作制限)が移行されない問題に対応しました。
  • LmapⅡ NW → LmapⅣ NWへの設定画面において、シンボルファイルの参照ボタン([...])からシンボルファイルを指定して、 移行処理を実行するとエラーメッセージが表示されることがある問題に対応しました

デジタウン データ移行ツール

  • Windowsの制限ユーザでツールを実行した場合、エラーが発生することがある問題に対応しました。
  • デジタウンにおいてユーザ図形のバックアップ機能を使用してバックアップしたデータのデータ移行を行った場合、 正しく移行されないことがある問題に対応しました。

テレポイントメンテナンスツール

  • Windowsの制限ユーザでツールを実行した場合、エラーが発生することがある問題に対応しました。

住所マッチングツール

  • Windowsの制限ユーザでツールを実行した場合、マッチングファイルの作成、あるいは、 マッチング処理の途中でエラーが発生することがある問題に対応しました。
  • 配信型の住所マッチングで、マッチング条件の「ランク入力項目」を設定しないでマッチング処理を実行するとエラーメッセージが表示され、 マッチング処理が終了してしまうことがある問題に対応しました。
  • 配信型の住所マッチングにおいて、住所マッチングを行う度にマッチング結果が異なってしまうことがある問題に対応しました。

リンク切れの確認ツール

  • OA-TOWNⅡの建物と台帳リンクしている場合、地図データの更新を行った後、台帳-地図呼出を行うと建物の位置には地図ジャンプが行われますが、 建物の色塗りが行われないことがある問題に対応しました。
  • 全国など多くのOA-TOWNⅡ地区をインストールした地図環境を使用している場合、 リンク切れの確認を実行すると、エラーが発生してしまうことがある問題に対応しました。

シンボル作成ツール

  • Windowsの制限ユーザでツールを実行した場合、シンボル図形の追加、保存を行なうと、追加したシンボル図形がLmapⅣ NWで表示されない問題がありました。
    この問題への対応に伴い、シンボルファイルの格納場所を下記に変更しました。
    (変更前)
    C:\Program Files\OA-Light3Server\MapServer
    (変更後)
    Windows Server 2003の場合:
    C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\ZENRIN\OA-Light3Server\Data
    Windows Server 2008の場合:
    C:\ProgramData\ZENRIN\OA-Light3Server\Data

インポート・エクスポートツール

  • 「台帳のインポート」、および、「台帳の作成」において、フィールドに対するデータ型に“数値型”-“少数?位-…”を設定したにも関わらず、 “整数型“が設定されてしまう不具合に対応しました。

その他

  • LmapⅣ NWクライアントにおいてエラーが発生した際、MapServerサービスが停止してしまうことがある問題に対応しました。
  • LmapⅢ(*1)から、LmapⅣ(*2)へバージョンアップを行った場合、 バージョンアップ後の環境設定ツールの実行でエラーが発生してしまうことがある問題に対応しました。
    (*1)LmapⅢ NW Ver1.00~1.20 (SQL Server 2000環境)
    (*2)LmapⅣ NW Ver1.00~1.10 (SQL Server 2005環境)
  • Lmapで登録したビットマップ図形を含むユーザデータを登録した図形登録を行ったPCと異なるPCに移動させた場合、 移動後にビットマップ図形が表示されなくなることがある問題に対応しました。